英語の実験室
英語は、ESLにとってなぜこんなにも難しいのか?
ここは数学的手法により、英語の謎に挑戦し、英語の分解を試みる実験室です。
一般的に、英文法の解説は十分条件の羅列、つまり用例を具体的に並べて示しているものが多い。
しかしここでは可能な限り、必要十分条件、つまり定義について、図解、又は数値化等により見える化することに挑戦してみる。
例えば、英語では時系列を文法的に厳格に区別するのだが、用法上の注意が必要だ。
単純形の本当の意味を、図解で理解しよう
単純現在形は、単純には現在を示さず、過去・現在・未来を網羅している。
ところが、単純過去形と単純未来形は、そのままの理解でOK。
完了形の意味は、図解でないと本当の理解は無理だ
現在完了形は、4種類の区別が重要という程でもなく、過去・現在結合形とでも呼ぶべきものだ。
同様に、過去完了形は、大過去・小過去結合形と呼ぶべきものだ。
また、未来完了形は、大未来をEnd Pointとしてそれに近づいてゆく小未来の出来事を記述しており、小未来・大未来結合形と呼ぶべきものだ。
総括するとつまり、時系列上の複数の事象が関連する物語を表現できるという特徴が、〇〇完了形の本質だ。
これらについては、Nativeでは当たり前の事なのだが、ESLにはImageが持てていない部分であるので、今後も述べて行く事になると思う。