「カタカナ英語の大罪」と「ローマ字の呪縛」とは何か?
英語に関して、日本人が知っておくべき問題点をTrend Words形式で示してみました。
オカメインコのたまちゃんと皇帝ペンギンのさんちゃんです。よろしくね!
すでに、過去形と現在完了形の違い、Lexile Score 1000の壁については、記事で紹介済です。
不定詞、動名詞の使い分け、英語の音の変化6Rulesについては、建築中です。
本日のMain Themeは、赤字で中央に書かれている、「カタカナ英語の大罪」と「ローマ字の呪縛」について、順番に説明します。
「カタカナ英語の大罪」とは何か?
カタカナ英語は、全く使いものになりません。その理由は、以下の3点です。
(A) 情報量の欠落
「ファースト」とカタカナで発音(表記)した場合、「FIRST」 または「FAST」のどちらを意図しているかが不明である。
(B) 文字と音の乖離
日本語は文字と音が約95%一致しているが、英語はAlphabetと単語の音は基本的に一致しない。
その為、Nativeにとっては音と文字を結びつける学習が必要であり、Kindergartenの頃からPhonicsやPhonemic Awarenessを学びます。
文字と音は乖離している為、日本語の感覚で英単語の発音を類推する事は、不可能です。
(C) 母音数の違い
日本語の母音は5種類(a i ɯ e o)だが、米語の母音は22種類以上(a æ e i ʌ ə ɑ ɔ o u …)存在する。
以上より、日本語のひらがなやカタカナをどんなに駆使・工夫しても、表せない音がある事を意味します。
「ローマ字の呪縛」とは何か?
ローマ字とは、日本語の単語をAlphabet表記で表したものです。
即ち、その逆は真とは成りえません。
つまり、Alphabet表記された英単語をローマ字読みしても、何の意味もありません。
このことは、当たり前のはずなのですが、英語をローマ字読みする悪い習慣が、日本人にはあります。
自分もそうでしたので、この記事は自戒を込めて、ローマ字の呪縛と表現しました。
前に示した様に、母音の数等が違うので、英語の音とはかけ離れた音が発生するだけ。
英語学習者、特に新たに英語を学ぶ子供たちへ、注意を喚起しないと、この呪縛は繰り返されます。
Phonicsを正しく学んでいれば大丈夫なはずなのですが、今はまだPhonics教育が一般的とはいえませんので、危険な状況です。
そして、新しい単語については、IPA準拠発音記号で、正しい発音を確認する事が必須です。
まとめ
即刻、これらの悪い習慣は止めて頂きたいです。